測量調査 河川測量 路線測量 海洋調査 地形調査 株式会社ジオネット

事業内容

道路、水路等の線的な調査を行います。

一般的に路線測量とは建設物の新設位置を決定するため現況を調査し調査資料に基づいて計画された位置を現地に表し建設に必要な資料を作成するために行われます。
適用されるのは道路、河川、水路など線形で表される多種多様な築造物の新設又は改修に関する測量です。
作業規定の準則(国土地理院)の項目としては線形決定、中心線測量、仮BM設置測量、縦断測量、横断測量、詳細測量、用地幅杭設置測量があり、調査の目的に合わせて作業計画を行います。

この項目は条件点の観測、線形の決定、IP設置の3分類に分かれていて設計条件及び現地の状況によりコントロールポイントを観測し、その条件に見合った線形を決定、計算してIP点を現地に測設を行います。

線形決定で計算された座標値を用いてIPや基準点等から現地に測設を行います。

現地の高さの統一性、利便性を考慮して路線測量の始点、終点の地盤堅固な場所、建設工事によって亡失しない場所に設置します。 河川の場合、距離標が仮BMの精度以上であればこれに換える事が出来ます。
路線長が0.5Kmを超える場合は路線に沿って0.5Km毎に1点設置します。

中心線測量にて設置した中心杭を既知点から杭頭と地盤を測定して地形変化点、既設構造物の場合は距離も合わせて観測を行い縦断面図を作成します。

中心杭を基準にして地形の変化点などの距離及び地盤高を観測して横断面図を作成します。

この項目は細部測量、縦断測量、横断測量の詳細に作成する項目で細部測量はレベル100~250で、縦断測量は中心点5m間隔程度で横断測量は水準測量の実施区分を準拠して測定間隔5m程度で観測して各々図面を作成を行います。

実測された横断面図に計画断面を記入して原地盤線との交点に余裕幅を設定して現地に用地幅杭を設置する。設置された用地幅杭の点間距離を測定して精度を確認します。

河川に関する調査を行います。

一般的に河川測量とは河川の災害発生の防止や河川の適正、流水、治水、利水の総合的な管理をするための資料として行われます。また、湖沼、海岸も同様です。作業規定の準則(国土地理院)の項目としては距離標設置測量、水準基標測量、定期縦断測量、定期横断測量、深浅測量、法線測量、海浜及び汀線測量があり、調査の目的に合わせて作業計画を行います。

当該河川を管理するために設置され、設置された距離標は河床変動を定期的に調べる横断測量の基準点になります。

当該河川を管理するために設置され、設置された水準基標は定期的に調べる縦断測量の基準点になります。

当該河川の維持管理や調査を目的で行う測量で水準基標を基準にして河川の管理構造物、築堤高などを測定して縦断面図を作成する作業です。

当該河川の維持管理や調査を目的で行う測量で左右岸に設置してある距離標の線上を基準にして地盤、構造物などを測定して横断面図を作成する作業です。

河川、貯水池、湖沼、海岸において水底部の地形を調査する測量で測定にはスタッフ、レッド、音響測深器を使用します。

当該河川の新設、改修を行う場合に計画資料を収集し現地の法線上に杭を設置する作業です。

海岸保全を目的として海浜の経年変化、季節変化などの特異な変動を調査する作業です。一般的には汀線測量と言われています。

GPS衛星を利用して様々な分野で活躍します。

スタティックを直訳すると状態が変化しない事を言いますが一部では静止測量とも言われています。
2台以上のGPS測量機を用いて同一の時間帯で最低4個以上の同一GPS衛星の搬送波を観測します。電子基準点を既知点とした1級基準点観測や三角点、公共基準点を既知点とした1~4級基準点観測などが行え、精度は5~10mm程度の高精度測量なので動態観測など精密な観測に活躍します。

Real Time Kinematicの略称で、リアルタイム・キネマティック法と呼ばれ、無線機器などを用いて基準局での衛星観測データを移動局に送信し動局にてリアルタイムに計算処理を行う方式です。
付近(1Km程度)に基準点等の既知点が有る場合に効果的。精度は水平位置、標高共に2~3cm程度の高精度測量が出来ます。

Virtual Reference Stationの略称で、仮想基準点方式と呼ばれ、複数の電子基準点の観測データから測量現場のすぐそばに、あたかも基準点があるかのような状態をつくり出す技術です。
付近に基準点等の既知点が無い場合に効果的。精度は、水平位置2~3cm、標高2~5cm程度の高精度測量が行えます。携帯電話auの使用出来るエリアで利用出来ます。

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崖面調査
のり面で行う測量作業

安全対策について
測量調査個所の前後に測量旗を設置し事前に通行者に作業実施している事が分かるようにする。
また直近の器械設置個所等にも測量中の看板を設置し作業する。
 
崖面調査
のり面で行う平面,横断測量は急な勾配で危険な作業を含むことから、崖面調査の経験者を使用し登山資材(ロープ、エイトカン、ハーネス、ヘルメット)を用いた安全対策を実施する。
また、トランシットはノンプリズム観測できるものを使用し、現場の状況に応じたデータ取得により安全で正確な作業を心がける。

崖面調査の留意点
 
崖面調査は安全作業を第一に、崖面で安全に作業できる人員と資材を有効に使用する。
特に急傾斜地ではロープワークが必要になるので下記のことに注意する。
 
注意事項
1) 資材の安全確認
・ どの連絡(無線機等)を密に取り合い落ち着いて作業する。
2) チームワーク
・ 調査箇所によってはお互いを目視出来ない状況も考えられるので誘導、調査、観測員などの連絡(無線機等)を密に取り合い落ち着いて作業する。
3) 作業員の配置
・ 原則作業は崖面上部から下部へ調査する。(作業が楽で安全)
・ 上部で作業員の安全及びロープを固定できるところを選び1名配置、(ロープ誘導)
・ ロープで調査する作業員は各調査ポイントに於いて両手が自由に使えるようにする。(補助フックの活用)
・ 調査時の落石が考えられるところでは、直下に作業員は入らないこと。また、状況によっては道路通行に影響が無いか検討し安全対策を講じる。
・ 横断などでライン上に器械を設置するときは、なるべく直下から離れた場所を選ぶ。

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デジタル図化機、編集ソフトを用い航空写真から

平面図、3次元データ、オルソデータを作成します。

当社では、デシタル図化機で単に現況図を作成するだけでなく、図化機の特性を活かし、
デジタルオルソの作成や地形アニメーションの基礎データの作成に利用しています。
以下、デジタルオルソ作成の流れについて説明いたします。

1・航空写真撮影
現況図の作成同様に撮影計画を立てて撮影を行います。
 
2・デジタル図化機DiAPによる、デジタル空中三角測量
現地でのGPS観測等の結果を元に、図化機で短時間に空中三角測量を行えます。

3・デジタル図化機DiAPでの3次元ブレークライン(傾斜変換線)の取得
道路や河川・法面など傾斜の変化するラインを取得します。

4・TIN(不等三角網)の作成
取得したブレークラインの点と点を結んで、三角形のTINデータを発生させます。

5・TINデータに写真を合わせる(ドレープ処理)
発生させたTINデータを元に、同じ部分の写真を重ね合わせていきます。この処理により写真が補正されたことになります。

6・オルソフォトの出力
大型インクジェットプリンタに専用紙を使用して、高品質な成果品を作成しています。

海上、水中の調査全般を行います。

作業船を使用し、スキューバダイビング方式により水中撮影、産卵実績の確認調査を行いました。

漁港防波堤(消波工):3カ所調査(魚礁調査範囲約50m)しその内2カ所に於いて産卵実績確認
天然礁:2カ所調査しその内1カ所に於いて産卵実績確認
沿岸漁場整備開発事業(産卵礁):魚礁10個確認し3カ所確認

作業の組立から工数金額まで
調査分野に関する見積を提供します。

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